2007-01-01から1年間の記事一覧

反省会

明日更新しなければ今日で今年は最後になるはずなので、この辺で今年の反省会を開いておこう。 今年の反省。・忙しかった。 ・前半は熱で何度もダウン。後半は風邪一回で済んだが。 ・指摘していただいた通り、このように虚弱になったのは減量のせいかもしれ…

死ぬほど90年代

90年代というと、私は高校から大学、そして大学院修士課程を過ごしていたわけで、バブル崩壊し、ソ連が崩壊し、失われた10年間と呼ばれる10年。主に武蔵野の片隅でフラフラとしていた記憶しかない。どうも、今の私にとって距離感をうまくとれない時代である…

第二の思考

私、あとからじわじわと考えてしまうのだが、忘れないうちに、考えたことをもう少し。 エンプソンはイデオロギーという言葉を使わないが(というのはもちろん当時の文脈でイデオロギーと言ったら現在のマルクス主義批評における意味とは全く違うものになって…

玉砕

土曜日 朝早めに出て、読書会の前に駒場の日本近代文学館へ。目的は、エンプソンの「プロレタリア文学」初出の雑誌『新英米文学』をチェックすること。現物を手にしてみると、得ていた情報とは違ってこの論文は3回連載のものであった。 それよりも、雑誌自…

業務連絡

明日お目にかかれるかもしれないみなさま。 今朝から子供がウイルス性の嘔吐でてんやわんや。ばたばたと今年最後の非常勤をこなし、帰ってきましたが、明日の準備が満足にできておらず…… 子供の容体はおちついている(?)ので、なんとか「中止」などという…

手帳が欲しい

本日の午後は大学行事で休講。抜け出して、土曜の準備にようやく本腰を入れる……つもりが、いきなり行き詰まってブログを書いている。 来年の手帳は、毎年使っているのと同じものをすでに入手しているのだが、突然「歴史手帳」が欲しくなる。例えば「この年っ…

操作主義

週末の研究会に向けて、ようやくまとまった時間が取れる。午後いっぱいエンプソンと格闘。半日じっくり、というのもものすごく久しぶりな気がする。逆に、日頃いかに読書や思考が分断されて、まともに研究できていないかが痛感され、ため息。来年は本務校・…

精神分析

月曜は英語2コマに大学院1コマ。本日文法1コマに会議。まずい。週末の読書会の準備ができてない…… 大学院では、前に書いた通り、これが教科書。Beginning Theory: An Introduction to Literary and Cultural Theory (Beginnings)作者: Peter Barry出版社/…

わんわん

双子の姉よ。動物を見たらすべからく「わんわん」と呼ぶのは止めよ。 まあ、双子の妹は「わんわん」と「なーなー(にゃーにゃー)」の二つしかないのだが。それにしても、うちにいる動物は、犬ではないことは確か。 本日は、大学院説明会の前に、京滋私大教…

専門(笑)

本日は来年のゼミ説明会のため非常勤を休講に。 前書いたように、来年は「アダプテーション」をテーマに。「辞書を引くのが好きな人は楽しいと思います。辞書を引くのが嫌いな人は来ないでください」と警告。伝わったかどうか。 二年目で「専門」を放り出し…

教科書

シラバス書きのために教科書探し。私、相変わらず飽きっぽくて、同じ教科書を二年以上使ったことがない。 シラバス検討の過程で遭遇した、いくつかの大学向け英語教科書。『原書で読むカルチュラル・スタディーズ』 ふむ。これをぐいぐい読むような授業を担…

悪口芸

火曜は読書会、本日は久々に会議のない(といっても先週は風邪で休んだが)水曜日。シラバス書きなど。 その間、仕事減らすとか言っていたのに来年度の仕事は増える。 読書会は、これ。Men Without Art作者: Wyndham Lewis,Seamus Cooney出版社/メーカー: Bl…

PとQにご注意

冬休み前の最後の「休日」。括弧付きなのはもちろん来週の授業準備で一日が暮れたからだが。 来年は本気で博論を仕上げるべく、仕事量を減らす努力をしているのだが、そこは「来た仕事は断らないこと売れない芸人のごとし」、ちびちびと予定が入りつつある。…

復帰?

昨日あたりからどうやら風邪は抜けてきたみたい。しかし、一度再発してるのでまだ気をつけないと。薬は飲み続ける。今週は会議などは休むも、なんとか休講は出さず。本来は、水曜はOY先生講演会@同志社に駆けつけるところだったのがかなわず。木曜にお会い…

訂正

訂正。失われたのは一週間ではなかった。 土日で快方に向かったかと思いきや、日曜の夜に再び発熱。月曜は無理矢理授業をやったが、また発熱。夕方から今日の昼前まで寝続けるも、改善せず。 月曜は卒論締切で、二年連続で直前にダウンしてしまったわけだが…

不幸な名前

勘違いしないでいただきたいのだが、私はダイエットをするためにこのブログを書いているのである。 で、先月はマイナス1.6キロ。開始よりマイナス11.9キロ。これはほとんどここの所の風邪のせいなので、追い風参考記録というところ。 クリストファー・ノリス…

失われた一週間

いや、今年の風邪は、しつこいですよ。みなさん。火曜に発症して水・木と丸々休み、ほとんど眠り続けて、今日ようやく快方に。微熱が続き、喉・鼻・ちょっとお腹に来るというフルコース。この週末で完治させねば、年を越せない。 ちょうど、単行本を読んでる…

覚えてますか、革命

風邪。微熱。記録更新(風邪引き回数が)。 ブログなど書いてないで寝ろ、というところだろうが、夕方の会議を中座してひたすら眠ったおかげで今度は眠くなくなって。うだうだしているうちに、ちびちび読み進めていたこれを読了。革命について (ちくま学芸文…

秋深まる

休日に出るのはイヤ、といいつつ、忙しくて子供たちとふれあっていないので、おとなりの世界遺産へ散歩に。 いつの間にやら紅葉がいい感じになっていた。こんな感じ。 しばし境内の芝生で遊ばせたあと、流鏑馬の際に馬が疾走するコースをよちよち歩きで散歩…

感謝。

勤労感謝の日とは日頃の労働に感謝をささげるための休日だと思っていたが、いつの間に「この日に勤労できることに感謝しつつ働く日」になったのか。 というわけで非常勤二コマ。 テンション上がらない。 それに、なにより、京都に住んでいると、こんな三連休…

がまんの存在論

Blindness and Insight: Essays in the Rhetoric of Contemporary Criticism (Theory and History of Literature)作者: Paul De Man出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr発売日: 1983/05/01メディア: Perfect クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を…

悪態について

そろそろ卒論の締切(おかげさまで商売繁盛。16名。)が近づいてきて、それなりに忙しい。しかし、今年は去年より計画的にやってきたので楽。去年の今頃はノロウイルスにやられてパニックだったし(私ではなく指導学生が)。 飲酒しながらふと、「悪態とホモ…

止まらない

鼻血が。「鼻血から考えられる病名」をネットで調べて読み上げるのは止めてください。うちのカミさん。

(早めの)告知

前回、「告知が遅すぎる」との批判を各方面より受けましたので、早めに告知します。レイモンド・ウィリアムズ研究会の次回です。 レイモンド・ウィリアムズ研究会 第8回研究会日時: 2007年12月22日(土)14:00〜 参照テクスト:William Empso…

論文と読者層

土日はウルフ協会大会と編集会議。 土曜の午前中は飛ばして午後のシンポから。その啓蒙的スタイル、「これもあり」か、というか、「こういうのも必要」と思う。Jane Garrityの本にとりあえず全面的に依拠し、前半戦で共通の理解を醸成、後半戦でその応用編を…

あるいた!パート2

ここのところ眠りが浅く、ちょっと消耗気味。 本当は、明日の日本ヴァージニア・ウルフ協会大会に前日入りしてないといけないのだが、今日の非常勤を休めず。明日の昼くらいから参加になりそう。シンポ、楽しみ。 ところで、双子の姉ちゃんは歩き始めて二ヶ…

仕事共有

新書は、読まないんだからねッ!と、誓っていたのだが思わず。高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)作者: 水月昭道出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/10/16メディア: 新書購入: 9人 クリック: 324回この商品を含むブ…

鉄道から自動車へ

週末は山口からばあちゃんが。子供たちには至福のひととき。その後に残されるのは超甘えん坊になった二人。外からの刺激があると、かならず二段飛ばしの「発達」がみられるのは面白い。姉ちゃんはずんずん歩くようになり、二人とも口が達者に。English Lands…

プラスチックな私のマネージメント

子供の熱は病院変えてなんとなく快方に。プラスチックの文化史―可塑性物質の神話学作者: 遠藤徹出版社/メーカー: 水声社発売日: 1999/12メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る 読みたいと思った動機は、この前ご本人にお会いして…

詩吟会

公開講座でミホール・オシールさんのポエトリー・リーディング。いつの間にやらまた準備にかけずり回っている。まあ、そういう巡り合わせか。 意外に(と言っては失礼だが)よかった。本人が朗読がうまいということもあるのだろう。渾身のパフォーマンス。 …