2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

断片読書日記

授業準備その他で断片的読書。ドブレは『革命の中の革命 (1967年) (晶文選書)』で「思想(書籍)が人間を動かしてしまう」体験をした後、逆に自分の書くものが読まれない体験をし、そこからあのようなものを書いたのだなあ。Estyは出た当時以来だから5年ぶり…

始まりの終わり

昨日は文化史教科書の打ち合わせ。そこからのスピンオフ企画も続々と出てきて、この後サヴァイヴできるのかしら、と身をすくませつついつもの中華といつものバーでいつも通りの分量を飲む。これで4連チャン。激しい4月も一段落した感じで、いよいよ腰をす…

雑食系中年

計6回とお伝えしていた歓迎会、実は7回であることが判明。今日はその第5回目なのだがその前に英語一コマとゼミ二つ。英語は選択の上級英語なので、容赦なくナショナリズム論のアンソロジーを。予想に反して定員一杯。(ナショナリズムというテーマは人気が高…

徒歩増殖中

お疲れ。一日の終わりにちゃんと体が疲れている。というのは、こっちに来て圧倒的に徒歩が増えたせい。通勤往復40分に加えて、キャンパス内の移動がけっこうな距離。3月までは自動車通勤にくわえて、研究室から教室まで、どんなに遠くても5分以内で行けてい…

モ/モ研

昨日は告知していたモダニズム/モダニティ研究会。20名くらい集まったでしょうか。予想以上の盛況。 秦邦生「"Affective Turn"をマッピングする」は近年の批評における「情動論的転回」を文字通りマッピングした後、J. M. CoetzeeのDisgraceを「情動」をキ…

音楽通勤

週の終わりは英語1コマとゼミ2コマ。……ゼミ2コマ? はい、ゼミ2コマです。学部と大学院。 というわけで今年度の授業がひととおり確定したわけですが、本務校はきっちり6コマに非常勤3コマ+集中。あれれ? 今年は暇をもてあまして研究を英雄的に進捗させ、た…

水・木盛り沢山

昨日は『愛と戦い』を使う授業、新任オリエンテーション、語学系の人びとの研究会、同じ集団の歓送迎会。 『愛戦』(アイタタ、と読みましょう)については、13名とほどよい人数にまとまり、関心の度合いも高そうなので楽しみ。最初の発表者はわたしの書いた…

告知

昨日までの工事で、ようやく住居のリフォームが完成。ようやく仕事になりそう。本日は二コマだが今週は抽選期間でお休み。今週の水曜〜金曜の授業準備に追われる。 各所でぼちぼち告知が出ているのでこちらでも。会の立ち上げに少しかんだ立場からも、今後重…

多重歓迎会

この間、初授業、初教授会、非常勤では間違った教科書が発注されているトラブル、歓迎会第二弾など。歓迎会に関してはあと4回ある。計6回。この回数は、私の多重的な所属先の数を示しているわけでありまして、今後なんともスキゾフレニックなことになりそう…

花見通勤者の愉悦

本日は初会議。最初は喋らないぞ、と心に決めていたら結構長くて、自分で課した原則に縛られて苦しいことになる。 それにしても、通勤路の桜がそれはすばらしい。行きはこんな感じで、 帰りは夜桜。 夜桜の下で獺祭か〆張鶴あたりを傾けたい欲望を抑圧しつつ…

ひみつきち

久々に口内炎ができる。わたし、普通にしているとふてぶてしく見えるらしいのですが、内心はものすごく繊細で、こういう環境の変化に弱いんですよ。いじめないでね。(などという物言いがふてぶてしいと言われる原因か。) ところで、今回はなぜこんなに片付…

春、だよね。

あいかわらず住環境を整える日々。本日は以前から気になっていた「コストコ」へ。こういう、倉庫形態でどっちゃりと買い物をする場所、結構好きなんです。 帰りに車で国立の桜見物。思えば京都も街全体が桜の名所という感じであったが、国立も言わずと知れた…

業務開始?

自宅と研究室の片付けの日々(まだ終わりません)。 昨日は、初の本格的業務。業務というか、所属研究科の懇親会(歓送迎会)ですが。しかし、八王子の大きな料亭で懇親会という時点で、これはこれまでとは文化が違う。当然、私は新任としてみなさんの前で挨…

新年度

昨日はイギリス文化史教科書プロジェクト例会。板倉厳一郎さんによる、ポスト9/11のポピュラーカルチャーと人種問題の分析。とにかく、テレビ番組や音楽などのポピュラーカルチャーの、徹底的な「受容」のボリュームに圧倒される。 飲み会では、「松葉杖をつ…