2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ぎっくり

どうもぎっくり腰っぽい。最低限の日常生活はできるものの、ちょっと無理できない感じ。ああ。

メモ

ここのところ、シリトーを読んだりする過程で、イギリスでは50年代にはじめて「イニシエーション小説」的なものが出てきたというテーゼが頭をちらついている。そのテーゼにおいては、19世紀的な「成長」の物語は、成長の物語ではない。つまり、教養小説には…

告知

私のお勤め先でのシンポジウムのご案内です。 しかし、私自身、司会をする狼協会例会の日なので……。すみません! シンポジウム "Modern Materiality, Subjectivity, and Memory: Theory, Fascism, and the New Deal"日時 2010年7月10日(土)14:30~17:00 (…

青春

つまり、シリトー(もしくは「怒れる若者たち」)=尾崎というのは、怒っているということだけではなくて、彼らのおかれていた歴史的局面と、その「怒り」の原因が似ていた、ということなのである。 怒れる若者たちが、戦後イギリスの「豊かな社会」の中、物…

シリトー=尾崎

突然ですが、アラン・シリトーが気になる。Saturday Night and Sunday Morning (Vintage International)作者: Alan Sillitoe出版社/メーカー: Vintage発売日: 2010/03/02メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る これは、階級小説である…

労働倫理

土曜は新自由主義研究会。ジクムント・バウマン『新しい貧困』。毎年一冊以上の本を出し続ける著者のこと、記述の上では「書きっぱなし」な感じがあって、それが主な不満であったが、もうすこし本質的な不満としては、現代を「消費社会」と定義づけることが…

第11回新自由主義読書会

告知です。またショートノーティスですみません。 *すみません、最初、曜日をまちがって書いてました。土曜です。 第11回新自由主義読書会日時:6月12日(土) 午後4時より場所:一橋大学国際研究館5階 ゼミ室2テキストジグムント・バウマン『新しい貧困…

二つの文化再び

ご恵贈いただきました。ありがとうございます。宗教とは何か作者: テリー・イーグルトン,大橋洋一,小林久美子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/05/25メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ (26件) を見る この本(講演録)、基本的に、イ…

別館

突然ですが、別館作りました。題して「今日から四百枚」。 写真に特化したブログです。はてなで写真をアップロードすると、縮小の処理の関係か、非常に精細さを欠く画像になるので、古巣のso-netにて。 一日一枚を謳ってますが、まあ無理でしょう。コメント…

キーワード集連載

『Web英語青年』に「21世紀の生のためのキーワード」連載第3回が載りました。今回は「コミュニティ」。個人的なネタを仕込んだりして少し遊んでしまいましたし、結論にはけっこう苦労しましたが、会心の出来ではないかと思ってます。(と、いきなり自信を取…