2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

もひとつ告知

第二回モダニズム/モダニティ研究会の告知です。 <アナウンス> 今回の研究会では、以下のふたつの研究発表を行います。ヴィクトリア朝、モダニズム、ポストモダニズムを対象にした研究発表です。さまざまなバックグラウンドをもった研究者へ開かれたフォ…

告知

告知とはいえ、ウェールズですので、「行ってきます」というだけですが……。(しかも、研究室で携帯で撮った写真が載っていてちょっと恥ずかしいですが。) CREW Blog: Raymond Williams, Wales and Japan さあ、準備、準備。*1 *1:コメントでは危機的と書い…

批評の系譜学

昨日は勤め先での講演会、大田信良氏による「冷戦期米国批評理論とEdward W. Said――ドライサーかジェイムズかの文学史を、トランスアトランティックに、見直すために」。 北米の「批評理論の系譜」を引きなおす試み。批評理論の教科書的にはサイードは「ポス…

野性に還る日

なんだかんだで、ウェールズ原稿は書き出しは順調。分量だけからいうと、今日だけで四分の一くらいはいったか。気をよくして、子供たちとお散歩。神社に行ったら、双子は野生化してしまいました。 わんわんっ! 放し飼いになっていたニワトリを見つけて…… オ…

俗流の効用

一山越えたらまた一山。10月のウェールズに向けて原稿書きを開始。英語で読むことを前提に書くのは、日本語での場合とはまったく違う「構え」にせざるを得ないので、『英語青年』に載せたウィリアムズ論が下敷きとはいえ、かなり苦労しそうな予感。間に合う…

×2

一昨日と昨日、TAGTAS/FORUMと新自由主義読書会にて、ほぼ同じ話しを連続で。ヴィルノの文献解題を中心に、そこから展開……といきたいところだが、あまり深い話しはできず、断片的思考をちりばめてお茶をにごす、という感じだったか。 しかし、これだけ異質な…

野暮天

明日は「前衛」レクチャーなのだが、相変わらず乗らず。もしかして私、絶不調? (それでもなんとなく形にはなってきているのでよく分からないところ。) 谷保天満宮にて、今日と明日にかけてお祭り。乗らないついでに子供をつれて。今回の初体験は「綿あめ…

モメモダ

昨日はイギリス文化教科書研究会。全体の構成と執筆者の素案が決まり、ようやく先が見えてきた。プラン通りにいけば、予想以上に充実したものになりそうで元気が出た。 今日・明日でTAGTAS/FORUMのレクチャーを一気に仕上げねば。しかしなかなか乗ってこない…

絶対的パフォーマティヴ

ついに非常勤初日。ところが、数日前まで勘違いして来週からだと思いこんでた(休講の連絡をして判明)。あぶないところでした。 来週のレクチャーに向けてそろそろ没入体制。やはり、ヴィルノの「現状のアーティキュレーション」はすばらしいのだが、では、…

ウルフ

昨日は結婚式。スピーチを頼まれたので笛を吹く。なんのこっちゃ。まあ、エイブンガクシャのスピーチだからと気の利かない引用なぞして座をしらけさせるよりは、と思って(そういうことをする人を非難しているのではありません。私、育ちが悪いもので)。し…

またまた告知

TAGTAS/FORUMでのレクチャーが近づいてきました。こちらで告知されてますが、9月22日(火)19:00〜、湯島のSpaceカンバスにて。 今回は、「ポストフォーディズムと前衛」をテーマとします。以前の共同レクチャーで概略を示した部分をより広く深くというとこ…

告知

勤務先での研究会のお知らせです。ぜひご参集ください。わたしももちろん行きます。 第2回トランスアトランティック・モダニズム研究会(講演)のお知らせ * 日時: 2009年9月27日(日) 16:00〜18:00 * 場所: 一橋大学 東キャンパス国際研究館4階大教室…

ネオリベ読書会

昨日は新自由主義読書会。初回ということで趣旨説明とDavid Harvey, A Brief History of Neoliberalism解題。 以前の趣旨の紹介にあったように、ある面で新自由主義的なイデオロギーの外部性を想像することはかなり難しくなっている。その原因というのは、新…

革命完成形

そういえば今回の衆議院選は、日本版新自由主義(反転)革命の第三ステージくらいの終了だったわけで、まあこれは既定路線ですよね、と、何の感慨も抱かなかったりしたわけだが、ひょっとするとあれほどの極端な民主党の勝利は予定されていなかったかもしれ…