2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

壮大なる打ち上げ

二日ほど更新しませんでしたが、その間ずっと東京と北海道からの客人を招いて、『すべて』の打ち上げをしていました。清水、銀閣、嵐山などコテコテの観光コースめぐり。しかし、今回改めて気づかされたのは、Oさん(って、みんなOさんだったが)のお勧め…

ミュージック・ホールとイングランド

一日中翻訳校正。頭がスポンジ、という比喩を最初に使ったのは誰だろう。大英帝国はミュージック・ホールから (朝日選書)作者: 井野瀬久美恵出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1990/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る …

大学英語の現在

非常勤先の非常勤講師懇談会。懇談会というか説明会。入学者が予想以上に来てしまって、クラスを増やす必要が出て大変、とかいう、とてもうらやましい話を耳にする。とても、うらやましい。 昨今の大学の英語プログラムの典型的特徴は以下の通り。 ・TOEICな…

三日分まとめて

更新が少々滞りましたが。金曜は会議、あとは翻訳校正。土曜はウルフ協会例会。井上美雪氏の、奨学金制度についての発表は勉強になった。ウルフの『灯台へ』に出てくる、チャールズ・タンズリーという人物は、労働者階級(下層中産階級?)出身であるが、ど…

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翻訳の校正をしつつ、煮詰まったら読書の一日。夕方から教職員ボウリング大会(というほどの規模ではないが)。ボウリングなんて学生時代以来だが、不思議とすぐに感覚は戻るものだ。今日のハイスコアはタイトルの通り。最盛期(中学生時代)と比べて、まあ…

先の日記に書いたように、ここ二日は上京した両親の案内。梅の季節なので、北野天満宮に梅を見に出かける。すごい人出(行ったのは昨日、祝日です)。やはり、京都は平日に限る。 。

昭和の残照

何度も言いますが、野球に興味はないのです。というしつこい陳述(三度目)が、一定の言語行為を行っているわけですが、どうやら1974年(昭和49年)生まれの私にとって、「野球」はある象徴的な意味を帯びているようです。 野球とは、昭和的なものの残照に他…

帝国日本の英文学

本日より大学では補習開始。10日間に渡って、英語英語英語。帝国日本の英文学作者: 斎藤一出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2006/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (32件) を見る 著者よりいただく。待ちに待った一冊。よっ…

『すべて』続報

新書館サイトに紹介ページが出来ました。全項目名と執筆者も紹介されてます。アマゾンでも注文できる状態に。ところで、アマゾンでは出たばかりの本が「在庫なし」と表示されることが多いが、あれは単にアマゾンに在庫がないということらしく、出版社も迷惑…

大著二冊

いずれも高いので(ごめんなさい)手が出なかった本。古本で良品を発見し(ごめんなさい)ようやく購入。シェルの本は原書が「積ん読」になっていたので(ごめんなさい)、ありがたい。さあ、読むぞ(いつ?)。ホモ・テキステュアリス―二十世紀欧米文学批評…

ぱうたー

ダニエル・パウター(初回限定スペシャル・プライス)アーティスト: ダニエル・パウター出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2006/03/08メディア: CD購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (98件) を見る 現在来日中(のはず)。…

出来の悪いのと、いいの

思い立って映画の日。 ・『逆境ナイン』(2005年、羽住栄一郎監督→allcinema online) いや、何度も言いますが、野球に興味はないのですよ。まあ、このブログのタイトルとも関連の深いこの映画はみとかなくちゃ、でもとっても「イタイ」ことになってそうだな…

大学英語試験かくあるべし

図書館で『英語青年』をぱらぱら。特集の「大学英語問題を批評する」。大学入試の英語に関して、特に予備校関係者や高校の先生が抱くであろう不満として、「教えてないことを出すな」「古くさい英語を出すな」というのがあるだろう。こと英語に関して、「教…

現代批評理論のすべて

現代批評理論のすべて (ハンドブック・シリーズ)作者: 大橋洋一出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 82回この商品を含むブログ (50件) を見る 出ました。(まだ「予約受付中」になってるけど。)苦節ウン年、よう…

妙な力

会議。来週から行われる補習の準備。私の所属する学科ではTOEICの最低点を設定しており、それを満たさない場合は補習を受けることになる。さすがに専任が授業をするわけではないが、テキストはこちらで準備。コピー、コピー、コピー。ひたすらコピー(著作権…

すべて

昨日は締切直前に確定申告。保険や雑所得必要経費などできる限りの手をつくしたが、少し追加徴収。まあ、こんなもんか。 ここ数年関わり続けた批評理論小辞典がようやく完成。見本が届く。題して、『現代批評理論のすべて』(大橋洋一編、新書館)。『〜のす…

これは授業ではない・・・だって、模擬授業だもん

雪の吹きすさぶ中、進学説明会での模擬授業@大阪ドーム。ニュージーランド出のALT(Assistant Language Teacherの略)と一緒に行って、NHK英語講座的な授業。通訳してるだけなので、楽だな、この授業形態。今後の模擬授業に採用決定。 そのALT、知らなかっ…

でけた

というわけで、イギリス文化教科書の原稿をなんとか完成。いつもながら結語には苦労する(苦労したからといっていい結語を書いてるわけじゃないが)。結論らしいことを書くと、どうしても「ウソ」が入ってくるんだよな。The Origins of the British Welfare …

朝です

久々に徹夜。イギリス文化教科書の締切が昨日だったのだが、まだ形にならず。昨日は昨日で、翻訳企画の売り込みに某出版社の社長さんと面談。版権がすでに買われていなければ、実現しそう。最近はある種の悟りが開けてきて、まあとにかくなりふり構わず仕事…

反物語としてのひきこもり

昨日は卒業式。私は一年目で、四年生のゼミもないし、直接教えた学生が卒業するわけではないので少々傍観者。本学では卒業生が全員マントと角帽を着用する。確か、東大でも始めたんだっけ。これはこれで、壮観でよろしい。かたや、空き時間に読んでいたのは…

「ニート」って言って大後悔

教授会。今年の入試は、どうやら本学だけでなく、多くの大学が後半戦で苦戦しているらしく、残り少ないはずのまだ決まっていない学生をめぐって、血を血で洗う取り合いが始まっている。 『大航海』58号→http://www.shinshokan.co.jp/daikoukai/dai-back58-60…

イングランド性・京都性

Landscape and Englishness (Picturing History)作者: David Matless出版社/メーカー: Reaktion Books発売日: 1998/11/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (3件) を見る すでにウルフ協会の会誌で書評されなどしているので、新たに紹介というわけ…

ブログアクセス負荷チェック

http://c-kom.homeip.net/temp/blog/blog_loadcheck.html こんなのがあったのね(Teddy氏のブログより)。うーん。ソネットが重いのは分かり切っているけど、はてなダイアリーも低空飛行だな。でも、体感速度は数千倍という感じなので良しとするか。

「はてな」の印象

引っ越しして一日経過。ソネットは相変わらずアクセス障害が続いているのに比べ、「はてな」は非常に快適。まだ様々な機能を使いこなせないけれど、id:toshimさんもおっしゃっているように(http://d.hatena.ne.jp/hspstcl/20060305)、読む・書くという基本機…

だいたい

引越が完了しました。というか、こんなことしてる場合じゃないのに・・・お仕事に戻ります。 カウンターは、以前のソネットブログのアクセス数を引き継ぎました。

引っ越しました

というわけで、引っ越しました。まだ過去の日記を移行途中、その他の設定も途中ですが、少しずつやっていきます。残念なことに、これまでみなさんにいただいていた貴重なコメントの数々を移行することはできません。それもこれも世界企業SONYの有能なるスタ…

暗雲

後期試験。以前、今年の志願者は前年並みみたいなことを書いた気がするが、結局後の試験になるほど減っていき(そりゃそうだ。どんどん早めに決まったところに取られているんだから)、結果的には「自然減」になりそう。 その分心理が埋め合わせてくれる感じ…

飲酒→自殺?

以下のような記事に遭遇した。 酒量多いと自殺リスク倍増 厚労省研究班が調査 週1回以上飲酒し1日当たりの飲酒量が日本酒3合以上に相当する男性は、時々(月に1−3回)飲酒する程度という男性に比べ自殺の危険性が2・3倍とした大規模疫学調査の結果を…