詩吟会

 公開講座でミホール・オシールさんのポエトリー・リーディング。いつの間にやらまた準備にかけずり回っている。まあ、そういう巡り合わせか。

 意外に(と言っては失礼だが)よかった。本人が朗読がうまいということもあるのだろう。渾身のパフォーマンス。

 昨日の夜は夕食会をしたのだが、変人かと思いきやかなり面白い人であった。変人ではあったが。英語禁止。べつにゲーリックを喋れ、ということではなく、本人が日本語の練習をしたいから、と。これまで12ヶ国語を覚えてきて、日本語は最後のひとつになりそうだ、と言っていた。

 アウシュヴィッツをテーマとする詩は、アドルノを引用するあたり真っ向勝負というか。

The Gossamer Wall: Poems in Witness to the Holocaust

The Gossamer Wall: Poems in Witness to the Holocaust