2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

速度

久々に午後に会議のない水曜日。月末締切の原稿四本、英雄的に進めるぜ。って、無理(涙)。 ご恵贈いただきました。暴力 6つの斜めからの省察作者: スラヴォイ・ジジェク,中山徹出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/10/23メディア: 単行本購入: 1人 クリ…

カネの話

帝国の文化とリベラル・イングランド―戦間期イギリスのモダニティ作者: 大田信良出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2010/10/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (6件) を見る ご恵贈いただきました。多くの章は別の…

シェリー

といっても詩人のシェリーではなく尾崎豊には『シェリー』という歌があるという話。 最近、1950年代イギリス小説を「イニシエーション小説」として見るという作業に着手したのだが、これはべつに文学史的な作業をしようというのではなく(最終的にはそうでも…

第15回新自由主義研究会

告知です。 第15回新自由主義研究会日時: 2010年10月24日(日)16:00〜場所: 一橋大学国際研究館5階 ゼミ室2テクスト:ジョヴァンニ・アリギ『長い20世紀――資本・権力・そして現代の系譜』報告者:大田信良 前回読んだジェイムソンが依拠したアリギの『長…

シラバス

なんだか最近更新頻度が減ってますが、まあそんな感じで。 10月もあっというまに半ば、授業が始まり、恒例の書類書きに追われたり、運動会があったりしているうちに月末までに仕上げるべき諸々が遅々として進まず、どうしたものやら。ここしばらく、どうも仕…

老いとBI

『Web英語青年』での連載、今回はわたしの同僚でもある越智博美さんによる「老いる」です。 まず、これは読みこみ過ぎかもしれないが、キーワードを「老い」ではなく、「老いる」としたところがまずは重要でしょうか。つまり、状態ではなくプロセスとしてこ…