2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新自由主義読書会告知

第5回 新自由主義読書会日時・場所:12月13日(日)午後4時@一橋大学国際研究館5階ゼミ室2 報告者:三浦玲一テキスト: Nikolas Rose, Powers of Freedom: Reframing Political Thought (Cambridge UP: 1999).の第4章"Advanced Liberalism" フーコーの…

自分がイヤになっちゃう

ここのところ、前任校の卒論指導のためしばらく京都に行ったりしておりました。8ヶ月ぶりの古巣、なつかしいというよりは、普通に出勤したような「当たり前感」があって奇妙な感じ。全員無事卒論を仕上げ、提出。 前任校の英文科会議室は、それはいい眺めを…

マッチョな私のBI

昨日は新自由主義読書会で私がベーシック・インカムおよびATTACによるトービン税導入運動を紹介。まあ本当に紹介だけだったのだが、思ったのは、ベーシック・インカムというのは結構新自由主義とも親和性が高い。たとえば、負の所得税を提唱したミルトン・フ…

第二ラウンド

本日は、先週第二章でつまづいて敗北を喫したこれを、大学院ゼミで。The Theory of the Novel作者: Georg Lukacs出版社/メーカー: Merlin Pr発売日: 1971/04/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見る とりあえず、第二章までの議論をMa…

仕分け(怒)

「業界」のみなさんはこの間、例の「事業仕分け」を固唾をのんで見まもっていたことでしょう。結果、研究費関係で圧縮されることになったのは、外国人招聘のやつを除けばすべて若手研究者関連。*1いや、非常に腹立たしい。民主党は90年代以降に推進された大…

第12回レイモンド・ウィリアムズ研究会

ちょっと早いですが、久々に開くレイモンド・ウィリアムズ研究会のお知らせです。第一部のBBCドキュメンタリーについては以前ここで書きましたが、よく出来てはいるもののいろいろ突っ込みどころがあり、それを検討することでウィリアムズの「ここが大事」と…

精神分析はふつうである

昨日は編集会議にかこつけた飲み、もしくは飲みにかこつけた編集会議。今日は同じ吉祥寺で、前に告知していたJuliet MacCannellさんを囲むワークショップ。 実は、正直に告白すると、事前にもらっていたペーパーを読んで、「うーん、微妙……」と思っていた。…

教科書いろいろ

なんだか最近、ようやく「ふつう」になってきた感じ。今年の前半はあらゆる意味でバタバタしていて体調も低調だったし、10月のウェールズは楽しくも激しかったし、またここのところ体調は悪かったものの、今週になってにわかに「ああ、毎週同じこと繰り返し…

明石書店著者の会

以前ここでも触れた、明石書店の雇い止め問題について、「著者の会」のHPができました(というか、作りました)ので、ご覧下さい。明石書店の出版を考える著者の会

第四回新自由主義読書会

第四回新自由主義読書会日時:2009年11月22日(日)16:00〜場所:一橋大学国際研究館5Fゼミ室2テクスト:山森亮『ベーシック・インカム入門』(光文社新書) 関曠野(講演録)「生きるための経済」 http://bijp.net/transcript/article/27 ATTAC編『反グロー…

100歳

「時事」なのかどうか分かりませんが、ニュースを見ていたら、レヴィ=ストロース死去との報。ちょうど100歳。合掌。

ジェイムソン新刊

注文したまま忘れていましたが、発送された模様。タイトルと宣伝文句からはえもいわれぬ迫力が伝わってきて、後期ジェイムソンの「主著」といった意気込みを感じますが、さて。Valences of the Dialectic作者: Fredric Jameson出版社/メーカー: Verso発売日:…

こちらでも告知

ほぼ一日、カズオ・イシグロのふざけた文章と、卒論の文章(前任校の)を読み続けたおかげで、頭がどうにかなりそう。今回の再読で気づいたが、The Remains of the DayのStevensの兄は、ボーア戦争で死んでおり、それが無能な将軍の無謀な作戦のせいだったと…

国民文化?

昨日は文化史教科書研究会。全ての章のプロジェクトを発表するという重要な会であるが、朝寝坊して慌てて出かけたら、三鷹までたどり着いた時点でプリントアウトしていた資料の一部を忘れていることに気づく。家まで一度戻り、再出発。一時間遅刻。すんませ…