スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/11/01メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (85件) を見る ようやく必要に差し迫られないで本を読む時…

一泊で東京。研究会×2。 昨日はレイモンド・ウィリアムズ研究会。Culture and Society, 1780-1950作者: Raymond Williams出版社/メーカー: Columbia Univ Pr発売日: 1983/05/01メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るの、…

帰省の身体的・精神的ダメージから立ち直れず、ぐだぐだ。精神的ダメージというのは、仕事モードに立ち直るのにかかる精神的負荷のことである。新学期が迫っているのでいろいろやらなきゃいけないことがあるけど後回し。明後日の読書会の準備は遅々として進…

はい、京都に戻ってまいりました。3泊4日で山口へ。起こったことを箇条書き。・行きは約7時間で到着。子供たちを連れて初の遠出ということで最初は緊張。途中、サービスエリアに車を入れ、車速をゆるめ、もうひとブレーキ、と思って踏んだらブレーキが「スコ…

まずは告知を。明日から帰省して、ネットから切断されます。23日まで。 それで終わりというのも何なので、今日入手した本の紹介など。私は現在生活圏に大きな本屋がないこともあり、「リアル書店」に足を運ぶことが少ないのだが、これはよくない、と、今日、…

ウルフ協会例会。松井かや「シルヴィアの死──ダロウェイ夫人の『再生』をめぐって」 『ダロウェイ夫人』におけるパストラル的なものの恢復、それもセプティマスというダブルに仮託した恢復という王道のテーマであるが、クラリッサの妹のシルヴィアの死、そし…

明日は研究発表。 これほどすんなり準備できたのは初めてではなかろうか。証拠に、ブログで「うう」とか「うぐぐ」とか書かなくて済んだ。 今回は少し触れるだけの、マーリーズの小説についてメモ。Hope Mirrlees, The Counterplot. (1925) 初版以降再版はな…

昨日は卒業式と卒業パーティー。私が赴任してから二度目となる。 初年度の三回生のゼミ生が卒業ということで、ある意味本格的な送り出しは初めてということになる。顔も知らない新任教員のゼミに飛び込んできた猛者たちの、今後の旅路が佳きものになるよう祈…

ベンヤミン・コレクション〈4〉批評の瞬間 (ちくま学芸文庫)作者: ヴァルターベンヤミン,Walter Benjamin,浅井健二郎,土合文夫,久保哲司,岡本和子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (1…

はい、というわけで、前回のクイズの答えは「いちからじゅう」でした。ピタゴラスイッチより。直接答えを下さった方、ありがとうございました。何か送っておきます。しかし、最近の幼児番組って、なんだかものすごくシュールなのね。エドワード・サイード OU…

うむ、なんだか小忙しい。いろいろな細かい用事が雪だるま式に増えて、どうもよくない種類の忙しさに入りつつある（ブログ更新が滞る種類の忙しさ、ということ）。 入試はようやく一段落だが、すでに新学期に向けていろいろ。同僚の結婚式二次会準備、そして…

(1) 3月17日、日本ヴァージニア・ウルフ協会例会（同志社大学）でしゃべります。詳細はこちら。お題は、 「ウルフが嫉妬した女──ホープ・マーリーズ、都市遊歩者とユートピア」 準備しなくちゃ…… (2) 長らく休眠していたレイモンド・ウィリアムズ研究会が再…

といっても、『ドラキュラ』の話ではなく、ブラムのつかないストーカーの話ですが。 都市と文学ということを考えるときに、ストーキング行為ははずせない事象であると気づいた。といっても、今思いついている事例はこの二つだけなのだが。ダロウェイ夫人作者…

月もかわったところで、経過報告。ダイエットの。 今年に入ってから、というより1月後半からの1ヶ月半で5kg減。まずまず順調。減り始めは簡単で、ここから先が正念場である。

正当化の理論―偉大さのエコノミー作者: リュックボルタンスキー,ローランテヴノー,Luc Boltanski,Laurent Th´evenot,三浦直希出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る おお、…