出来の悪いのと、いいの

 思い立って映画の日


逆境ナイン(2005年、羽住栄一郎監督→allcinema online

 いや、何度も言いますが、野球に興味はないのですよ。まあ、このブログのタイトルとも関連の深いこの映画はみとかなくちゃ、でもとっても「イタイ」ことになってそうだな、と、恐る恐る。予想通り、むちゃくちゃむずかゆくなりました。あーあ。


ローレライ(2005年、樋口真嗣監督→allcinema online

 こっちはハリウッド的な意味での出来ははるかにましな作品。この映画のイデオロギー性についていまさら何を言っても始まらないだろうが、あえて(?)リアリズムを排除したところがかなり巧妙だな、と。戦争映画(それも太平洋戦争)+潜水艦ものという設定に必ずつきまといそうな重々しさからリアリティを排除することに成功している。なんにせよ、潜水艦は、どう見てもCGです。本当にありがとうございました。