パパ、イヤ

 昨日は卒業式と卒業パーティー。私が赴任してから二度目となる。

 初年度の三回生のゼミ生が卒業ということで、ある意味本格的な送り出しは初めてということになる。顔も知らない新任教員のゼミに飛び込んできた猛者たちの、今後の旅路が佳きものになるよう祈っています。

 本学では「ハリー・ポッターのような格好」(ある職員の言)をして、全員に学位記を渡し、さらにはミサもあるので、卒業式は2時間半くらいの長丁場。卒業パーティーでは、歌ったり、フルート吹いたり、歌ったり、フルートを吹いたりする。盛り上がった。よかった。芸は身を助く。(というのは冗談で言っているのではなく、私が現在の職場に雇われた時、こういうこともできるノリの良さを感じた、ということも大きな要因のひとつだったらしい。)

 個人的には、まる2年が経とうとしているのだが、すいぶん長い時間が経ったように感じる。私生活での大きな変化のせいもあろうか。

 その変化といえば子供。「子育て日記は〜?」という声が聞こえて来ているのだが、最近カミさんが限定公開裏ブログを書いており、それで満足しちゃってる感じ。でも、順調に育っております。

 今朝、よくしゃべる妹の言葉にならない言葉に耳を傾けていると、

 「あぱ、うわうわー」

 と、くり返している。こ、これは……

 「パパ、イヤイヤー」

 なのか? そうなのか?