小パニック

 普通は授業準備に費やす週末を学会に費やすと、次の週がけっこうつらい。「学会は平日にやる」が常識化してくれればなあ、などと反時代的というか時代逆行的な妄想にとりつかれる。

 学会を経過して、ガラ空きにしておいたつもりの今後のスケジュールが一気につまる。というか、ちょっと仕事が畳みかけてきて軽いパニック状態。ええと、とりあえずは狼論集のゲラでしょ(形式の特殊な詩を扱ったので少々ややこしい)、7月には研究発表を一つか二つ、10月に司会、11月に研究発表、夏休み中(?)に翻訳を二つ、その前にずっとやっている翻訳もいい加減片付けたい。一方で、まだ手をつけていない翻訳が二つ=時限爆弾、同時に某誌コラムのネタ仕込みもしなきゃならないし。おっと、某誌といえばリレー連載の話もまとまりそうで、それは夏休みか今年の後半。

 ど、どれから手をつけよう……と、呆然として、結局何もしないまま飲み始めたりする、ダメな一日、になるかもしれない。(まだ飲み始めていないので。しかし、酒をやめたら時間がどれほど節約できることか。)