歴史。

 某読書会に遠隔参加のため、ここ数日は、

ダーウィンの世紀末

ダーウィンの世紀末

所収の

政治的無意識―社会的象徴行為としての物語

政治的無意識―社会的象徴行為としての物語

論を読んで、かつて富山論文にたぎらせた若き血潮を思い出して気まずくなりつつ、90年代が『政治的無意識』のジェイムソンをどう扱ったかの例として

White Mythologies

White Mythologies

とか、

In Theory: Classes, Nations, Literatures

In Theory: Classes, Nations, Literatures

に触れたりして。

 ご覧の通り、80年代から90年代前半(ヤング本は2004年に第二版が出てたのね。知らなかった)。なんだかいろいろ出てきて楽しそうな時代だったのだなあと思うと同時に、行き詰まり感があってどうも元気が出ない。でもその中でも『政治的無意識』は異様にポジティヴなのを再確認。ああ、疲れた。