『デューン 砂の惑星PART2』(2024)

原作からデヴィッド・リンチ版と、思い入れの強い作品なので色んな先入観が介在するのですが、ともかくも公開日にIMAXで。IMAX必須。

ヴィルヌーヴ作品って、美しくて完成度が高いけど(そうであるがゆえに)、表面がツルツルでひっかかりがない印象があり、『デューン』については、PART1は完成度は高いと思うし楽しんだのですが、この作品のいかがわしさ、リンチ版を観た時や原作を読んだときの、「なんだかヤバいものを観て/読んでしまった」という感覚が削がれているなあという感覚が拭えなかったのですが、このPART2は、ヴィルヌーヴ流ではあるのですが、これでもかとばかりにその色を濃くしたものになっていて、ここまでやるなら認めるしかない(←何様?)という感じでした。

原作を読んだのが本当に昔なので記憶がないのですが(そういう説明があったかどうかも覚えていないのですが)、今回サンドワームに乗るときの方法はよく分かったのですが、降りるときってどうするのかしらん?