やはり1月はなんだかんだで忙しないですなあ。「二つの文化」論文、早速反響をいただき、しかも畏敬して止まない知性の持ち主に絶賛されたとなれば、それだけでもう満足。ところで忙しい1月は「新自由主義読書会」はお休みで、次回は2月です。
第6回 新自由主義読書会
日時・場所:2月6日(土)午後4時@一橋大学国際研究館5階ゼミ室2
報告者:河野真太郎
テキスト:
Nancy Fraser, Justice Interruptus: Critical Reflections on the "Postsocialist" Condition. Part I Redistribution and Recognition
前々回、新自由主義からのラディカルなオルタナティヴとして紹介したベーシック・インカムですが、その主張の基礎には、不払いの家事労働に対する賃金支払いを求めるフェミニズム運動があったことは、山森亮『ベーシック・インカム入門』でも紹介された通りです。今回は、その論点をめぐる議論を、『BI入門』のコラムでも紹介されていたフレイザーの「再配分か認知か」の議論を紹介することで確認・考察したいと思います。
このテクスト、実は翻訳があるのですがレア本と化してます。
Justice Interruptus: Critical Reflections on the "Postsocialist" Condition
- 作者: Nancy Fraser
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 1997/03/06
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: ナンシーフレイザー,Nancy Fraser,仲正昌樹
- 出版社/メーカー: 御茶の水書房
- 発売日: 2003/11/01
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