はい、うちの晋三がお騒がせしております。この人の言うこと、響いてこないというか、純粋に何が言いたいか分からない。最後まで何が言いたいか分からなかったなあ。この人は政界に入るより皇室にでも入った方が幸せだったに違いない。一番怖い筋書きは、何が言いたいか誰にでも分かってしまう、小泉再登板か。そういえばちょっと前にそんな報道があったが。
Posing In-Between: Postcolonial Englishness and the Commodification of Hybridity
- 作者: Tobias A. Wachinger
- 出版社/メーカー: Peter Lang Pub Inc
- 発売日: 2003/03
- メディア: ペーパーバック
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言いたいことは分かる。ハイブリディティの過度な美学化とアカデミズムにおける覇権。
でもねえ、目くじら立てて批判しても不毛かと。決してバックラッシュ本ではない(ことを少なくとも意図している)けど。所詮研究は「現象」にはるかに遅れるわけで、「ハイブリディティ」や「エグザイル」が美学化・商品化されるのは、すでに起こったハイブリッド化の囲い込みにすぎまい。人間、衣食が足りたら礼節を知ってしまうわけで、ちょっと複雑なことを言わざるを得なくなるというのは、許してやってください。でも、たとえばバーバを精読しようなんて決して思わないが。