メガネを新調。ちょっとこれまでにないイメージにしようと、濃いめの色+スクウェアをコンセプトに選んで、これにしました。
Yellows Plusという日本のブランドで、"Yellow"は日本人のことだと。「クイア」や(黒人が仲間同士で使った)「ニグロ」みたいでおもしろい。そんな自意識があるかは知らぬが。
しかしイメチェン作戦は失敗した模様で、カミさんも子供たちも無反応。まあ、こういうのは自分では思いきったつもりでも周りの反応はこんなもの。
思いきってこんなのにしようかとも思ったんですがね。これもYellows Plus。
久々にリアル書店に。月末の研究会の参考文献を、現金で買わねばならない事情があって。京都でも一番大きな書店であろうジュ○ク堂に行ったのだが、愕然。探していた10冊あまりの本のうち、在庫があったのは1冊。今回は経済学の本が多かったのだが、経済学のコーナーを占拠しているのは、マネージメント系の本であるとか、投資のハウツー本だとか、サラリーマンの自己啓発本であるとか。各国別の棚を見ても、アメリカが大半。古典に属する本はほんの片隅に、申し訳なさそうに身を縮めている。ケインズ全集ですら、ない。
○ュンク堂といえばアカデミックな本がそれなりに揃ったところと認識していたのだが、どういうことなのだろうか。なんて、私のような種類の人間が「久々にリアル書店に」行ってるせいですな。すみません。
追記:ただし、この翻訳が出ていることを発見したりと、書店をぶらつくことには益が多い。しかし、なぜジュン○堂書店(英語で表記するとすごい名前だ)に不満を抱いたか考えてみると、蔵書検索をしている隣で店員同士が、客からの本の問い合わせに関して「アリストテレス?アルキメデス?とか(客が)言ってたんやけど、あの、数学?」などというやりとりをしていたせいもあるのかもしれない。優秀な書店員の行き場をなくしていることにもまた私は荷担しているわけで、なにも言えないが。
- 作者: ジョヴァンニ・アリギ,土佐弘之,柄谷利恵子,境井孝行,永田尚見
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: 単行本
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