最近は夜寝て朝起きているので、盛り上がっているらしいオリンピックはあまり観なかったが、確実に言えることは、今回のハイライトはフィギュアスケートよりカーリングだろう、ということ。
「教科書」を書いているので、教科書(的)なものをパラパラめくる。「教科書的」というのは、多くの場合悪い意味で使われる言葉。今回は「教科書的ではない教科書」を書くわけで、これはかなり難しいことである。
イギリスの歴史―帝国=コモンウェルスのあゆみ (有斐閣アルマ―世界に出会う各国=地域史)
- 作者: 川北稔,木畑洋一
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
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これはまさに教科書なわけですが。大西洋横断海底ケーブルは1866年に開通した、というトリビアが印象に残りつつ、やはり歴史学の定説を確認しておくのは必要だと痛感。
- 作者: 正木恒夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1995/07
- メディア: 単行本
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ここのところ、齋藤一氏のブログなどで話題になっている。これこそ、教科書的ではない教科書の教科書である(?)。いつか大学院の授業ででも使いたいなあ(正直、学部生にはきついだろう)。
頁をめくりながら、そういえば「オセロ(ゲーム)」って、シェイクスピアが由来なのかしらと思って調べると、やっぱりそうだ。というか、イギリスなどで「リバーシ」と言われるゲームを日本の玩具会社が「オセロ」として発売したもの。これ、授業で使えるな。メモメモ。