『ジェンダーと自由』

 共著が出ます。

ジェンダーと「自由」―理論、リベラリズム、クィア

ジェンダーと「自由」―理論、リベラリズム、クィア

 昨年度の一橋大学でのリレー講義の集成となります。私の章「メリトクラシー・デモクラシー・女性の暮らし」は、ナンシー・フレイザーから60・70年代イギリスの要求者組合へ、そして戦間期ヴァージニア・ウルフとQ. D. リーヴィスの論争へと系譜をさかのぼっていくものです。

 というかこの章、もうすぐ出る単著の方にも「書き下ろし」として入っているので、微妙な関係になってしまいましたが、まあいいや。