というわけである。いやー、不謹慎ながら、あのあまりにも美しいジダンの「頭突き」が一日頭から離れなかった。
で、半分寝ながら授業を終え、明日の高校出張講義のネタ仕込み。ここは、ワールドカップネタで攻める。サッカーの歴史を概観するのは、特に19世紀以降のイギリス文化史を眺めるのに大変よい。高校2年生相手なので、「イギリス」と呼ばれる国がどのような構成になっているのかということや、なぜ「イギリス代表チーム」ではないのかなどというところから導入し、大英帝国とフットボール、階級闘争とフットボール、FIFAの成立からワールドカップへ。という予定。
「階級闘争と」というところでは、フーリガンネタ。ネタ本はこちら。
フーリガンと呼ばれた少年たち―子どもたちの大英帝国 (中公文庫)
- 作者: 井野瀬久美恵
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 文庫
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まあ、今朝の決勝戦といい、サッカーが下品なスポーツであることをやめることはないと分かって、変な安心感があるわけだが。