プレミア

 昨日は登録指導+学科会議+新任教員歓迎会。今年の新任教員の歓迎会であるとともに、私、それから過去5年間くらいに入った教員全員の歓迎会。

 本ブログで散々えげつなく宣伝をくり返している『現代批評理論のすべて (ハンドブック・シリーズ)』、ふとアマゾンのページを見て驚愕。ものすごいプレミアがついている! 画像を参照。4千円で出品している本屋が。ええ、もちろん何かのミスですよ。

On Campus

On Campus

 ご恵贈いただく。かのThe Universe of Englishの遺伝子を受け継ぐ、東大駒場の英語教科書である(完全に宣伝コピーだな)。Universeと同じく、質実剛健な内容の英文にそっけない注がついているという形だが、特色は各章につけられた'Introduction'であろうか。

 残念ながら私が教材として使うことは不可能だが(理由は聞かないで)、また「大学オリジナルにもかかわらず一般に売れまくる」教科書となるだろう。Universeもそうだったらしいが、編者・執筆者には印税が入らないのかな、これも。

 一昨日のエントリーで私が勝手にリンクをはったWallersteinさんが、それを発見してくださって、本俸に手をつけることなんか立命館がもうやってるじゃないかという主旨のご指摘をされている。もちろんそれは知っているが、そう言われてみると私の書き方は「どうせ本俸には手をつけられないだろう」という前提に立っているようにとれなくもない。そこでちょっと申し開きをしておくと、私は大学教員の減俸という動きが、確実にやってくるだろうと認識している。経営者側は、そろそろ大学教員の足下を見はじめている。例えボーナス一ヶ月分カットしても、公募を出せば相変わらず殺到するのが現実だから。大学の「市場」はどうあがいても広がるどころか縮小するのだから、人件費をなんとかする必要があることは認める。問題は、それをやるときの理念や思想の無さだ。