反省会

 大晦日でございます。2012年の反省会。

 今年のハイライトは博論審査でしょうか。その内容については不十分な部分も多すぎるので反省ばかりですが、なんにせよひとつの区切りを迎えたという感じであります。関係者のみなさまには深い感謝の念を。その後のハイライトはウェールズでのカンファレンスだったように思います。

 恒例のネオリベ的自己点検をしておくと、今年は論文0、共著1、学会発表1.5(ひとつはワークインプログレス報告)、翻訳1、翻訳(共訳)1。うむ、寂しい。まあ、書いてまだ出版されていないものが結構あるので、よしとするか。

 ネオリベついでに書いたらドン引きされそうな決意を述べておくと、30代のうち(つまりあと2年弱以内)に、共著や翻訳も含めて、本の形で出版されたものを20冊の大台に乗せたいと思ってます。それってあと5冊で、じつのところいま抱えている仕事が全て出れば達成されるので、つまりはいま抱えているものをその2年弱以内に出す、ということになるわけですが。あとは同時に、博論の次のプロジェクトを進める。

 なぜこんな恥ずかしい(?)決意を表明するのかと言えば、正直に言って職場があまり元気の出る状況ではなく、おそらくその状況というのは広く見れば研究の内容において格闘している状況そのものであり、その中でくじけないでいるには、とにかく研究がんばるぞと思うしかないためです。個人の達成ばかりを考えることには限界がある、というかそのような考え方そのものが上記の「状況」を構成している可能性は否定できないものの、それでも個人としてはやるしかない、ということです。

 ということでなんだか後ろ向きの決意表明ですが、なんにせよ今年も無事、家族みな健康に過ごせたことに感謝をしたいと思います。公私ともにお世話になったみなさまに良き年が訪れますように。