〈終わり〉への遡行

「終わり」への遡行―ポストコロニアリズムの歴史と使命

「終わり」への遡行―ポストコロニアリズムの歴史と使命

 いただきました。ありがとうございます。

 なんとかっこいいタイトル。これはあれですな、序章にも書いてあるとおり、「終わり(end)」とは「目的(end)」でもあり、従って始まりでもあるという。その序章をまずは読みましたが、これは非常に熱い。真摯な姿勢で編集された本であることが伝わってきます。

 本編には、私の今居る界隈の元気のよい若手の文章も収められており、5年後のこの業界の付置を予告していると言ったら下世話な言い方になるでしょうか。でもそんな期待感を抱かせるようなエネルギーにあふれています。