告知

 一橋大学にて、下記の要領で勉強会を開催します。放射性物質が拡散してしまった現在、今後どのように生活していけばよいのか、かなり具体的な知識が得られるはずです。


NPO 市民科学研究室 上田昌文さんと学ぶ
放射能とともに生きる―内部被曝との向き合い方

 3月以降、空気中、土壌、河川、海、そして食品から放射性物質が検出されています。残念ながらこの状況を「なかったこと」にすることはもうできません。私たちの生活は、多かれ少なかれ放射性物質とともにある、と言っていいでしょう。そのなかで、どのようにすれば、パニックに陥らずに、あるいは敢えて気にしないことによって目を背けたりしないで、この状況の中で生きていけるでしょうか。そのために、なるべく正確な知識を持って、放射性物質とつき合うことが必要であるように思えます。
 内部被曝のメカニズムとはどのようなものか、その健康への影響は? 政府の暫定規制値は本当に安心できるものなのか? 何を、どのように食べればいい? 疑問はつきません。
 NPO市民科学研究室代表理事の上田昌文(うえだ あきふみ)さんは、3月以降、さまざまな場所で、放射線について、あるいは低線量被爆について、多摩地区にも足をお運びくださり、講演会や勉強会などで、その知識の共有をはかってくださっています。今回、一橋大学の学生・教職員有志でもそのような機会を持ちたいと願い、上田さんにお話をお聞きする会を設けることができました。この会は学内の方々はもちろん、学外の方にも開かれています。ご関心がおありの方は、どうぞお気軽にお運びください。また、お子さま連れの方も、どうぞご遠慮なくお越しください。