告知二件

 非常にショートノーティスになりますが。

レイモンド・ウィリアムズ研究会
日時:2011年4月9日(土)13:00〜
場所:一橋大学国際研究館5階 ゼミ室2
テクスト:Start Hall, E. P. Thompson, Raymond Williams eds. May Day Manifesto (1967)


1967年のメーデーに上記の三人が編集したMay Day Manifestoを読みます。この鍵となる時代に、ニューレフトはどのような介入をしようとしたのか。またこのマニフェストを読むことによって、この時代の問題が浮き彫りになり、現在への系譜学ともなるでしょう。


テクストはペンギン版ではなく最初に出たパンフレット版です。お持ちでない方は河野まで連絡ください。当日は、研究会のコアメンバーが分担報告します。

第20回新自由主義研究会〜震災を考える〜
日時:2011年4月9日(土)16:00〜
場所:一橋大学国際研究館5階 ゼミ室2


今回の震災とその復興において、新自由主義がどのような役割を果たすのか、あるいは、どのような役割を果たさないようにすべきか、今回の大災害が、われわれにとっての自由、社会、文化、権力、市場といったものを再検討する大きな契機になるであろうとき、われわれはなにを、どのように考えるべきか、さらに、良いのか悪いのか、ちょうど前回のこの回が、Naomi KleinのThe Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalismを読む回だったわけですが、その問題を、実際の震災のあとどのように考えるのか等がテーマとなると思います。