最悪の週末。土曜に組合関係の会合に出た時点からちょっと調子が悪く、喉が痛み始める。熱なし、咳なし、鼻水なし。ひたすら喉が痛くてだるい。こんな症状は初めて。つばを飲みこんでも痛いくらいで、夜中に目が覚める。
今日の朝あたりになんとか回復してきて、今日は大学業務を済ませたらあとはためらいなく休講にして家籠もり。(声が出ないとこの稼業は商売あがったりです。)
たまっていた新着本の登録。「マイ蔵書目録」に基本情報を記入するわけだが、この作業をすることで、新たに入手した本のだいたいの中身を掴んでおくという意味もある。で、ここを読んでいる業界のみなさまにもお勧めできそうなものをちょっと列挙。
Waiting for the Barbarians: A Tribute to Edward W. Said
- 作者: Basak Ertur,Muge Gursoy Sokmen,Meltem Ahiska,Tuncay Birkan,Timothy Brennan
- 出版社/メーカー: Verso
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: ペーパーバック
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出ました。サイードのトリビュート本。クッツェーではなく。Jacqueline Roseなんかも書いてますな。
Re-Reading Richard Hoggart: Life, Literature, Language, Education
- 作者: Sue Owen
- 出版社/メーカー: Cambridge Scholars Publishing
- 発売日: 2008/07
- メディア: ハードカバー
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ウィリアムズ本も結構出ているが、今度はホガートですか。このあたりの読み直し、確実にひとつの流れになってます。
Uses of Literature (Wiley-Blackwell Manifestos)
- 作者: Rita Felski
- 出版社/メーカー: WB
- 発売日: 2008/06/09
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これはid:takashimura氏の紹介で入手したのだが、これが含まれるBlackwell Manifestosというシリーズが結構面白い。Terry EagletonのThe Idea of Culture (Wiley-Blackwell Manifestos)にはじまり、Valentine Cunningham, Reading After Theory (Wiley-Blackwell Manifestos)だとか、Jean-Michel Rabate, The Future of Theory (Wiley-Blackwell Manifestos)だとか、Marjorie Perloff, 21st-Century Modernism: The "New" Poetics (Wiley-Blackwell Manifestos)だとか。
さて、登録を続けよう。(これが済まないと部屋が片付かない……。)