肉の日

 9月です。先月は椅子に座って仕事をし続けた結果であるがゆえにある意味研究者としての勲章ともいうべき体重増加と、帰省して野放図に飲み食いした結果であるので単なる怠慢のしるしでしかない体重増加と戦いつつ、後半戦は朝食をとらない決意をしたりして(時々食べてしまったけど)、そんな中今日は無性に肉を腹一杯食べたくなってしまい、焼肉。何をやってるんだか。結局、1.2キロ増加。マイナス7.7キロ。うう。今年に入ってピークです。

Get Carter [DVD]

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 購入してまだ観ていなかったところ、先日の研究会でさわりをみせてもらったので全部観てみる。

 「セックス&バイオレンス」で語られる作品だが、現代的には「それほどでもない」。しかしまあ、得難い雰囲気をかもしだしていることは確か。

 「セックス」の面については、セクシュアリティが(ミニスカートによって)非常に画一的に記号化されている中、主人公のジャック・カーターが最初に関係をもつのが、泊まったB&Bのまさに「おかみさん」的な人物で、記号化されているどころか肉体そのものの人である(しかも、それほど裸を見たいとは思わせない登場人物である)という「はずし」が、小憎らしいというかちょっと笑った。

 音楽が良い。