明けました。めでたいかどうかで言うと、無事新たな年を迎えたということでめでたいのであろうけれども、それを言ったら毎日毎日が大変にめでたくなってしまうわけで、年がら年中お祝いをせねばならないのだが、それをやっていたら社会生活がなり立たない。
そのために正月のような区切りがあるのだから、正月から仕事なんかしてはいけないのだが、そこは悲しい性で、一日翻訳やら読書やら。
その合間に↓
- 作者: 弐瓶勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/06/20
- メディア: コミック
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北の国からのお勧めで、読む(こればっかりだな)。すでに完結しているが、最初の数巻を。
士郎正宗×大友克洋というところだが、前者のような細部への耽溺も、後者のような箱庭的世界観(童夢 (アクションコミックス)に強く感じるのだが)もない。最初のあたりは台詞による説明が少なく、かといって絵も説明不足な感じが、往時の劇画調SFマンガを思わせたりもする。
とはいえ、そういう影響関係で語り尽くせない魅力がある作品なので、正月の間に読み切りそうな予感。
というわけで、今年もよろしくお願いします。