大学は遊園地、って懐かしい。

 遅めの昼ご飯を食べながら、テレビ。「ながら族」なんです。

 関西ローカルだと思うが、大学の特色あるオープンキャンパスについて、トークショーで。「占い」をやる大学、「ケーキバイキング」をやる大学、「するっとKANSAI」(関西の私鉄やバスなどのプリペイドカード)をプレゼントする大学。抽選で家電製品など当たる大学……

 コメンテーターのおばさんが、「少子化で学生減るってわかっとんのに、なんでいまさら慌てるんや。もっと前から手ぇ打てたはずやのに」と(関西弁は適当)。

 プッツン。

 そう言うなら、おまえがやってみろ!バカ!大学っつーのはなあ、そういう分かり切ってることが構造的にできないようにできてるの!!つうか、おれなんて、「全てが手遅れ」になった後から教員になったわけで、そう言いたいのはおれの方だって。で、状況変わっても、ご老体たちはもう「仕事モード」になんか変われないから、仕事すんのは若者ですよ。でも、今どきの若者研究者は、これがなんと、研究もしなきゃいけないんだよ。知ってた?以下略

(↑図星をつかれてキレちゃったヒト。)


 「大学が遊園地化した」って、私が子どもの頃言われていたことだけど、今は何化してるんだろうね。そう、あれだね、ほとんど、地元の商店街みないな感じ? ショボイ景品で客を呼ぶ。

 一方、ネオリベ改革(?)を順調に進めるR命K大学(商店街を荒廃させる大手スーパー)は、来年から開く小学校で「児童証」を発行。それにICチップを入れて、小学校の敷地への出入りの管理だけでなく、鉄道の改札とそれをリンク、子どもが改札を通った時点で親にメールで知らせる(親は子どもの居場所を把握)、というシステムを売りにするそうな。

 そんな私は、日曜から始まるあまり特色のないオープンキャンパスに向けて準備中。授業風景などの写真を自宅でプリントアウト中。って、なんで自腹の紙とかインク使っちゃってんだ?