ものすごくショートノーティスになってしまいますが、お知らせです。
第52回新自由主義研究会
日時: 9月15日(金)15時〜
場所: 一橋大学東キャンパス国際研究館5F ゼミ室2
課題テクスト: Alderson, David. Sex, Needs, and Queer Culture: From Liberation to the Post-Gay. London: Zed Books, 2016.
担当者: 田尻歩
以下の通り開催します。ご参加を!
第51回新自由主義研究会
日時:2017年8月11日(金)15:00〜
場所:一橋大学東キャンパス国際研究館5階ゼミ室2
テクスト:Nealon, Jeffrey T. Post-Postmodernism: Or, the Cultural Logic of Just-in-Time Capitalism. Standford UP, 2012.
報告者:宮永隆一朗
(ディスカッサントというか一緒に発表していただける方、引き続き募集しております)
本書『ポスト・ポストモダニズム』は、副題どおりフレドリック・ジェイムソン『ポストモダニズム』の議論やその方法論を継承した文化批評です。ダサいタイトルですが、新自由主義における文学・文化研究のあり方、または新自由主義と文学・文化研究の奇妙な関係について問題提起をしてくれる良書ですので、皆様と共にこうした問題に取り組む機会となればと思います。
下記の要領で第4回レイモンド・ウィリアムズ研究会を開催します。前々回の本の続きに加えて、ブレイディみかこさんの本を私が報告いたします。ご参加を!
2017年度 第4回レイモンド・ウィリアムズ研究会
日にち:7月23日
時間:15:00〜
場所:中央大学 駿河台記念館410号室
(理工学部(後楽園)ではないので、ご注意ください)
プログラム(担当者敬称略)
14:50 開場
15:00 第一部:Power, Culture and Conflict in the Coalfields: West Virginia and South Wales, 1900-22読書会
担当:河野真太郎、西亮太
16:30 第二部 ブレイディ・みかこ『こどもたちの階級闘争』読書会
担当:河野真太郎
18:00 読書会終了
18:20ごろ 自由討論
Power, Culture and Conflict in the Coalfields: West Virginia and South Wales, 1900-1922
子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から
7月10日に、私の二冊目の単著、『戦う姫、働く少女』が発売となります。下に、版元ドットコムとAmazonのリンクを貼っておきます。
版元ドットコムの方では詳しい目次が見られます。目次で、だいたい扱っている作品が一覧できるように配慮していますのでご参照ください。
これまで一応「英文学者」としてやってきた私にとって、この本は大きな出発となります。ポピュラーカルチャー論であり、ジェンダー・フェミニズム論でもあるのですが、それ以前にこれは新自由主義論でありポストフォーディズム論です。その点でじつのところ、私の中では、これとは全く違う種類の本である前著『〈田舎と都会〉の系譜学──20世紀イギリスと「文化」の地政学』と問題意識は通底しています。ですがその一方で、今回の本はこれまでとは全く違う読者層を意識して書いたものであり、広い読者を得て、もちろん批判も含めた議論を喚起できればと願っております。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784906708987
ついに記念すべき第50回新自由主義研究会です。下記の通りです。ふるってご参加ください。
第50回新自由主義研究会
マーサ・ヌスバウムの『感情と法』を読みます。新自由主義においては「感情」や「情動」が、イデオロギー的にもそれに対する批判においても重要になっていますが、法の感情的根拠を哲学的に問うリベラル派哲学者の著作を読むことで、その問題に迫っていければと思います。
テクスト:マーサ・ヌスバウム『感情と法──現代アメリカ社会の政治的リベラリズム』(河野哲也監訳、慶應義塾大学出版会、2010年)
報告者:齊藤みどり
日時:2017年6月25日(日)15:00-
場所:一橋大学国際研究館5Fゼミ室2