教育(笑)

 久々に予定のない土日。論文と翻訳を爆発的に前進させるべきところだが、ちょっとは休もう、ということで土曜は家族そろって大東京卸売市場へ(なんだそりゃ)。

 ところで、ふと気づけばウチの双子も来年は幼稚園。そろそろ来年の園児募集に向けた説明会などあるらしく、これまで教育のことなどまともに考えていなかったのが(医者の不養生というやつですな)、急に直面させられて面食らっているところ。

 わたしは田舎の生まれなので、教育といっても、選べる幼稚園は公立がひとつ、小学校も当然学区の市立、中学校だけは公立が荒れまくっている時代で兄がひどい目にあったので、国立大教育学部の附属に行ったが、それ以外の選択肢はなし。高校も県立に行くか、行けなかったら私立に行くかという二者択一といった感じで、現代の、それも東京の教育の選択肢の多さにめまいがしてしまう。ある意味、公教育に任せておけばOK、というのが本来あるべき国の姿じゃないのか、と、教育に関してはやっぱりナショナリストになったりするのだが、いざ自分が親になってみると、それは「願い」にすぎず、公立学校が厳しいことになっているのは重々分かっているので、それこそ「お受験」させることも考えるべきなのか、なんて悩むわけです。でも、金ねーよ。