たのしいほいくえん

 本日、初保育園。

 保育園に入園するというわけではなく、これから先一時保育に出したり、いずれは保育園や幼稚園に行く前に「慣らし」ておこうと、とりあえず半日の一時保育。

 ご近所さんの初保育園の様子などを聞いていると、だいたいは一日中泣き通しだった、とかなので、うちもそうなるのかなあ、かわいそうだなあ、とふわふわした気持ちで預けに行く。

 案の定、別れるときには一号機が泣き出す。パパとママ、ふり返りたい気持ちをぐっとこらえて立ち去る。

 半日の間、保育園で泣き叫んでいる二人の様子がふとした拍子に想像されて、ふわふわ。そわそわ。

 昼過ぎに迎えに行くときは、泣きじゃくりながらこっちに駆けてくるんだろうな、などと想像しながら脳内予行演習。

 そしてお迎えに。

 ふわふわ、はらはらしながら保育園の部屋に向かっていくと、入り口のところでどう見てもうちの双子が、超ハイテンションでぬいぐるみで遊んでいる

 パパとママが目にはいっても、「何? 来たんだ?」という表情。

 保育士さんの報告では、「最初はちょっと泣きましたけど、そのあとはずっとご機嫌で遊んで、ご飯も一人で食べられましたよ」とのこと。

 帰りの車でも、「ほいくえん、たのしかったねえ!」「(保育士の)おねえさん、また会いたいねえ!」を連呼。

 試しに、(自虐的に、)聞いてみる。

「ママとおねえさん、どっちがいい?」 双子:「おねーしゃん!
「パパとおねえさん、どっちがいい?」 双子:「おねーしゃん!
「おうちと保育園、どっちがいい?」  双子:「ほいくえん!

 完敗でございます。

 非常に複雑な気分。