昨日は東の都と北の国よりお客様。今回は、比叡山にご案内(私は最近行ったばかりだが、延暦寺には行けなかったので)。写真、と思ったが、人の入っていない写真がない。
比叡山を下りて、今度はその比叡山を下から眺める絶景ポイントとして、岩倉の圓通寺へ。
「借景」の考え方のもとに造られたという枯山水。正面が比叡山。非常に静謐でよい、と言いたいところだが、住職らしきだみ声の解説テープがずっと流れていて台無し。岩倉は開発が進んでいるので、この借景をさえぎる形でのビルが建つかもしれないとのこと。で、テープでは環境を保全する訴えをしているのだが、当のテープ自体がまずこの環境を破壊していることに気づけ。
発達めざましい双子と交流していただく。
一方、届いたのはこれ。
- 出版社/メーカー: 研究社出版
- 発売日: 2008/09/09
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書いたコラムの右ページに、またしても濃い書評記事が。しかも内容もまた響き合っている。面白いことに、私の記事の内容(ポスト冷戦の空間論的転回と「歴史主義」)は、同コラムの別記事へのコメントとなっていたりしているのだが、これはある意味偶然ではなく必然なのかもしれない、つまり、自分が書いたことがrelevantであることが同じ誌面で証明されているという、おいしい誌面になっている。