研究/ダイエットの二律背反

 そういえば、いまさらながら、先週の金曜で仕事納め。というか、研究者にとっては、だんだん削られる長期休暇中にどれだけ仕事をできるかという「勝負」が始まるわけで、仕事納めの気分ではない。

 などと言いつつ今日は半端な大掃除、子守りなどで一日が過ぎる。書斎がそれはもう悲惨な状況(床が見えない)だったのを、なんとか床は見える状態に。蔵書が自宅の書籍収容能力を越えつつあることが判明し、一部の蔵書の研究室への移動を画策(自宅が「仕事場」なので、その選択に悩む)。

 ちょっと早めではあるが、今年の反省。

 私生活はもちろん子供たちの誕生、これにつきます。いまだに不思議な感じ。

 大学での仕事は、さすがに一年目よりもはるかに忙しくなった。非常勤が入ったこともあるが。12月の頭くらい(11人分の卒論提出)がピークだったかな。

 けんきうについては、共著1、論文1、学会発表1、その他(翻訳解題)1、共訳1、共訳(雑誌連載)1。うむ。まずまずか。しかし、「論文」は実は論文としてカウントできない種類のものなので、目下の課題としては「論文を書かねば」(う、致命的……)。あとはねえ、もちろん、博論ですよ。ずーん。

 というわけで、これも気の早い来年の目標。

・ダイエット
・博論を書く
・進行中の翻訳はなるべく早く仕上げる
・論文も書く

 うむ、一項目目とその他の項目が二律背反である。私は、ストレス太りをするので、これまで修論執筆時が体重のピークでその後激減、最近また修論のころの重量に戻りつつあるという経過がある。

 すなわち、この目標は「博論を書き、しかる後にダイエットする」であるべきだろうか。だが、博論書いたところでけんきう者人生が終わるわけでもなし……