書いては消し、書いては消し。
死はあまりにも無意味だから、それについては沈黙を守るか、言葉を紡ぎ続けるか、その二つしか選択肢はないのです。死についての言葉は、いつも多すぎたり、少なすぎたりする。だから、書いては消し、書いては消し。
しかし、急逝されたtoshimさんのブログに、彼を最も愛する人によって書き込まれた奇跡のような言葉が、ようやく麻痺状態から解放してくれたような気がします。
今、私の机の上にあるのは、
現代思想2006年10月臨時増刊号 総特集=ジュディス・バトラー 触発する思想
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村山敏勝「予め喪われた死者へ──メランコリーの拡大」
追悼読み、いたします。