橋の下

 前に書いた通り、新生児の活動は基本的に4つしかないので、日記に書いたら「今日はミルクを***cc飲みました」とか、「今日は大きなウンチをしてびっくりしました」とか、やくたいもないことになってしまうのですが、まあとにかく元気です。

 ところで、「あなたは橋の下で拾ってきたのよ」といえば、お前なんか私の子じゃない、という意味だと思っていましたが、現在実家から応援に来てくれている母に聞くと、そうでもないらしい。母(現在60才ちょっと)が子供の頃、産まれた子供を一旦橋の下に捨てて、誰かに(もちろん打ち合わせのもとに)拾ってきてもらうという風習があったそうな。

 実際、母の実家では、最寄りのお寺さんの住職に拾ってもらったそうなのです。一旦捨てて拾われてきた子供は丈夫に育つということだとか。

 「へえぇー」と思い、ちょっとだけ調べてみましたが、そのような風習についての記述は今のところ見つからず。一体いつごろからの風習なのか、それとも私の祖母が思わず「お前は橋の下で拾った子供だ」とトラウマになるような事を口走ってしまい、それを取り繕うためにそのような話をでっちあげただけなのか、謎です。どなたかご存じでしょうか?