暁星記

 台風の影響か、晴れてはいたものの異様な空模様。夕焼けがすごかった。でも車に乗っていて撮れず。

暁星記(6) (モーニング KC)

暁星記(6) (モーニング KC)

 ついには一年に一冊の書き下ろしに。このマンガの何がすごいって、多くの映画のように、現在のマンガは「最初のつかみ」に血道をあげているところがあり、つかまれた後は惰性で読み続ける客層に依存しているのに対して、この作品はこれでもかこれでもかとたたみかけてくる。人類学的な世界像から始まったかと思えば、巻を追うごとに次々に「新たな審級」が登場し、それが自意識的な引用も利用したものなのでSFやファンタジーのファンの心をくすぐる。しかしまあ、どんな大団円が待っていることやら。

 「沖縄」ってなんだ? 次号を待て! (一年後だけど。)