接続教育

 本日は大学で「接続教育」を主眼としたセミナー(?)の講師。内容は高校と大学の勉強の仕方の違い、試験やレポートについてなど、一年次生を対象としたオリエンテーション的なもの。小委員会のメンバーであることからお鉢が回ってきたのだが、気づいてみれば大学ホームページなどにも大々的に宣伝されていて、ビビッた。

 個人的にはパワーポイントを初めて使ってみて、これは楽しいぞ、と。今後は講義にも使いたいところ。聞いている方も、特に写真など入っていると楽しいみたい。パワポ、開眼。

 こういうオリエンテーションでは「自己責任」というやつがよく強調され、それはついこの間まで高校生だった学生に、自分の失策が自らに不利益となって返ってくるということを理解してもらうには重要ではあるものの、今回強調したのは、「人に頼る方法を知れ」というもの。自己責任を云々する以前に、分からないことに直面したらただ困り果てて立ち止まっている類の学生が想定された聴衆。しかし、悲しいことにそのような学生はあのような場に姿を現さないというおなじみのジレンマがあったりして。