政治とプロレス

 昨日は文法と大学院生の指導。夜は大学院新入生の歓迎会。

 「竹島」問題を見るにつけ、つくづく政治はプロレスだなあと思う。日本の海洋測量調査という明らかな挑発に対して、「日本は侵略の夢を捨てていない」などと反応するのは、ある意味挑発に対する挑発ではなく、「挑発」という外交儀礼に対する一番礼儀正しい返答なのである。だって、本当に日本を怒らせたかったら「無視」するのが一番効果的だもの。すべての「挑発」を無視して「粛々と」領土化し続ける。でもそれじゃシャレにならないので、礼儀正しく挑発しかえすのだ。これがプロレスでなくてなんだろうか。ロラン・バルトは偉かった(違うって?)。

 現在のBGM(本文とは関係ありません)↓

Spring to Summer

Spring to Summer

 今日は「あのころの音楽」ではなくて新規購入。評判なので聴いてみたが、これは確かに良くできていても、どこかで聴いた環境音楽という感じで、いまひとつ。