England, England

 週の後半9コマ分の準備を一日中。しかし、一日かけても終わらない……。もう少し手を抜いたほうがいいのだろうか。煮詰まるたびに、少しずつ読書。

Writing Englishness: An Introductory Sourcebook

Writing Englishness: An Introductory Sourcebook

 20世紀前半の「イングランド性」にまつわる言説のアンソロジー(ペーパーバックもあるのだがうまくリンクされない)。便利。しかし、リーヴィス夫妻の著作が入っていないのはどういうことだろうか。ニューボルト委員会のリポートは収めてあるのに。あと、'rural England'のパートのセレクションもちょっと不満。

Devolving English Literature

Devolving English Literature

 文化教科書のために再読……と思って開いてみたら、いくつかの章しか読んでいないことを発見。Chapter 1. The Scottish Invention of English Literatureと、Chapter 5. Modernism as Provincialismが重要か。「18世紀のEnglishness」というものの取り扱いに、もう少し歴史的慎重さが欲しいかもしれない。と、20世紀の研究者は思います。