SonnetであってSonetではない

 本ブログ、大学時代のサークル仲間を中心とするソーシャルネットワークにリンクされたので、活況を呈してまいりました。

 今週は、遅々として進まない学会発表準備と授業準備でかなりしんどかった。睡眠時間が……

 しかも明日も大学で業務ですよ。10月は土曜がほとんど埋まってる。止そうよ、土曜に行事入れるの(と、聞こえないところで叫んでみる)。

 本日は「英米文学概論」と大学院生の指導。概論は文学理論まで行きたいのだが、学生はそもそも作品を読んだことがないので、まずは「鑑賞」をする。今日は詩。シェイクスピアソネット

 というか、こちとら教養のない英文学者なので、必死で韻律法の予習などしてます。しっかし、無内容だな。イギリスの詩って。愛は永遠とか、お花がきれいとか。

 お約束とばかりにシェイクスピア肖像画ハンドアウトに載せ、配布すると、最前列の学生が、受け取るなり驚嘆すべき素早さでシェイクスピアの禿頭の上に花を咲かせ、額に皺を書き込んでいく。なんだ、その条件反射は(笑)。