中秋の名月

 ここ数日は、来月のウルフ学会の準備と批評理論の入門書執筆をえっちらおっちら。

 ただ、それ関係で原稿を待っている人たちには申し訳ないことながら、「中秋の名月」はしっかり鑑賞。

 日曜日。嵯峨・大覚寺。大沢池という広い池があり、毎年「観月の会」を催している。目玉はその大沢池に浮かべた船でいただくお茶。

 ただし、チケットは限られており、しかも予約は不可能なので、早めに並んでゲット。でも、ぎりぎり最後の8時台チケット。仕方がないので、たこ焼きなぞほおばりながら境内を散策。観月の会のために飾られた「ちょうちん(?)」がかなりシュールで、ちょっと恐い。

 時間が来て、ゆらゆら浮かんでお茶をいただく。池を一周してほんの15分程度だが、風流なことこの上ない。京都はこういった行事に事欠かないのである。

 さて、これで本格的に夏休みも終了。籠もって原稿書きます。