数日前の躁鬱話はほとんどネタであったが、私はメンタル低下すると「口内炎」ができる。で、やはりできました。口内炎が持病の人には分かってもらえると思うが、歯痛と同じように口の中の痛みは気を散らせる。

 以前から書いているように、私はゼミで「翻訳」をやっているのだが、今年は初めてということもあって実験のくり返しという感じ。前期からエッセイ、小説、新聞記事ときて、後期に始めたのは戯曲。名のある作品ではなくて、練習用の短編(一本がせいぜい10頁くらい)の戯曲。

 これまでのところ得た感触としては、戯曲、特にコメディは英語教育には非常に適している。台本から人間関係と場面を想像しつつ、それを文脈として個々の台詞のニュアンスをとらえるという作業は、「分かった」時の達成感が大きいようである。できるだけくだらないコメディが良い。頭を使わなくても「なるほど」と思えるもの。(これ、学生をバカにしているのでは決してなくて、「英語」に集中しようと思ったら「内容」はできるだけ排除した方がいいのです。)

 ところで、先日の英語の授業でのひとこま。毎回やっている単語テストの準備ができていないらしき学生達が、「ヤバス」「ヤバス」を連呼している。あくまで、普通の女子大生。うーむ、ここまで来たか。