迫る締め切りを後目に(すみません)、1000円デーなので久御山のシネコン(ジャスコがやっている)に足を運ぶ。ポランスキーの『オリバー・ツイスト』。
うーん。主人公の子役バーニー・クラークの魅力はわからんでもないが、もっと小汚くていいんじゃないの?で、2時間20分にまとめるのに無理があったのかもしれないが、前半の救貧院などでしっかりオリバーを「いじめ」てほしかったなあ。これじゃ、泣けんのですよ。おぢさんは。全体的にユーモアも足りなかったし。『戦場のピアニスト』は、戦場となり焦土と化した国で、ピアノを弾くことを最後の命のよすがとした、とかいうヒューマニズムではぜんぜんなくて、印象に残るのはゴキブリのようにひたすら食べ物を探す主人公(平時の職業はたまたまピアニスト)である、というところがとてもよかったのだが(これって、私だけ?)。