祇園の夜

 義祖父が亡くなり、急遽群馬へ。一泊で京都にトンボ返り。

 その前に、先週の土曜日は、京都文化の華たる「一見さんお断りの店」を初体験。

 京都で開業しているお医者さん(同僚、というか、上司の旦那様)に引き回していただく。

 まずは先斗町(って変換できない……)で「オイル焼き」をいただく。初めて食べたのだが、道具と材料はすき焼きに似ている。ただし、たれで煮込むのではなく、オイルで焼く。それを大根下ろしの入ったたれにつけていただくというもの。

 やわらかい、肉のかたまり。久しぶり。(←おっと、五七五になっちゃった。)

 しこたま食い、飲んでいよいよ祇園の「ザ・お店」へ。いわゆるお茶屋ではなく、バーであるが、その門構えからして、間違っても飛び込みで入ろうなんて思わせない。ほとんど民家。奥の間は、そんなに豪華というわけではないが落ち着いた空間が。

 お姐さんとの軽妙な(?)会話を楽しみつつ、話題は大学経営に関するディープな話題に……祇園の夜は更けていくのでありました。ていうか、ぜんぜん夏休みが終われていないな。今度こそ、終わり。