朝。誰かが何かを両耳に入れてくるので目を覚ます。
誰かとは双子であり、何かとは体温計×2。
一号機がここ数日熱を出しており、くり返し使用していた体温計二種が部屋に。それを、両側から両耳に突っ込んで、体温を測ってくれたらしい。ありがとう。
親と同じ物を飲んだり食べたりしていると、「かんぱーい」したがる。しかし、一号機は「かんぱーい」が「ぱんかーい」になってますが。これを覚えたのは帰省した時、大人たちがワインで「かんぱーい」しているのを見てから。
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「いぎりすぶんか」でも学ばんとして。1960年代のモッズの青春劇。なんだか、こういう「青春劇」って笑っちゃう。
しかし、このハイセンスな邦題(原題の直訳は『四重人格』)にも現れているような、反抗の青春とそれとの決別という物語は、いつごろ成立したのだろうと思う。まさに、60年代か。というかそのような物語はもう失効しているな。
私自身の青春時代といえる90年代にはまだ有効だったかも。例えば、これ。
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94年。ああ、なつかしい。
現在の若者に、このような、「青春」と「おとな」の切断の感覚はあるのだろうか。分からない。おっさんになったということですねえ。